
Interview:Part Time Musicians

パート・タイム・ミュージシャンズ メンバー
パット(Vocal female)、ニック(Vocal male)、ジン(Guitar)、アン(Guitar)、 ビュー(Violin)、ポム(Bass)、パク(Drum)——パート・タイム・ミュージシャンズというバンド名の由来はありますか? Part Time Musicians(以下、PTM) ニックとジンのアイデアなんだ。 バンドのイメージにあったベストな名前を考えていたんだよ。当時みんなそれぞれ本業があって、文字通り「パートタイムミュージシャン」だったことからこのバンド名はぴったりだと思ったね。 ——学生時代はどんなアルバイト(パートタイムの仕事)をしていましたか? パク アパレル関係のショップでの販売スタッフと、コーヒーショップで洗い物をしていました。 パット 当時学生だったけど、イベントの企画や実行、英語の個人指導をしていたわ。 ポム ベーシストとして色んなところでプレイしていたよ。レストランやナイトクラブ、パブ、結婚式場、バンコクのいろんな場所でプレイしたね。 ——日本が好きということですが、日本のどういったところが好きなんでしょうか? また、日本で好きな場所などありましたら教えてください! パット 日本の文化はとても美しく興味深いものだわ。風景も独自の文化に根付いているし、 それらがすごく調和しているの。 ジン 日本には頻繁に来ているんだ。観光としてはもちろん、ファッションや都会の生活、とにかく日本は僕にとって最高なんだ。 ——日本のアーティストや音楽シーンに興味はありますか? パット 日本に来た時には必ず日本の音楽を探すのよ。 たまに適当に気になったCDを買うけど、今まで買ったのはすべて素晴らしい作品で今のところハズレはないわ。一番最近買ったのはnever young beachの『YASHINOKI HOUSE』ね。 ジン その質問には間違いなく「YES」と言えるよ(笑)。日本の音楽は1つ1つのジャンルに独自の方法を持っていて、僕はその中でもポストロック、エレクトロニカに夢中なんだ! 恋をしていると言ってもいいね。『Pacific』(細野晴臣、鈴木茂、山下達郎が1978年に発表したインスト企画アルバム)は最高だよ。 ——日本食に関心はありますか? 好きな日本食はありますか? パット ラーメン! 間違いないわ! たくさん種類があるけどとにかく大好き! ポム 寿司だね。エンガワが好きだよ。 パク 日本食は僕の中でベスト。今まで食べた料理の中で一番だね。食べ物のおかげで日本がもっと好きになる(笑)。たくさんありすぎるよ! 寿司と刺身は最高だし、あと外せないのがカツカレー、これは絶対に外せない。 ——10月22日(土)、23(日)に代々木公園で開催される<earth garden 秋 2016>への出演が決定していますね! 参加できて光栄です。この機会を与えてくれたすべての人に感謝したいです! ——歌詞が全て英語詞ですが何かこだわりはありますか? ニック 特にそういうことはないね。それよりもその瞬間にやりたいことと、どうすれば最高の曲になるかってことの方が大事だね。 Part Time Musicians - The Only One [Official Video] ——タイのベルセバ(ベル・アンド・セバスティアン)と呼ばれていることについてはどう思いますか? PTM それはすごく光栄だね。ただ正直言って僕らは彼らのレベルには達していないと思うよ。褒めてくれて嬉しいけどね(笑)。 ——グラスゴーのアーティストから影響は受けていますか? その他影響を受けているアーティストがあれば教えてください。 ポム レッチリのフリーとジャミロクワイのスチュワート・ゼンダー。この二人がきっかけでベースを始めたんだ。 ジン レディオヘッドのジョニー・グリーンウッドかな。 次ページ:アルバム『GUAVA SONGS』の由来は? アダム・グリーンとの面白エピソードも!