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Interview:チックス・オン・スピード (メリッサ・ローガン, アレックス・マーレー・レスリー)
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——20周年を迎えた現在、それぞれサイドプロジェクトをしてるそうですね。 メリッサ ブードゥー・チャネル(Voodoo Chanel)、通称Voochaっていうグループを組んで活動してるわ。ちょうど先日に新曲“Robot Love”のMVと音源がリリースされたところ。あとCOSとしてアーティストのプラットフォームを作ろうと動いているわ。私たちが今までやってきたことを再考して、新しいシステムを作りたいの。 アレックス インディペンデントなアーティストをサポートしていきたいよね。ネオ・サイケデリック、クィア、フェミニスト、サイボーグアーティストとか。私個人では陸上、水中でパフォーマンスできるウェアラブルなハイテクシューズを研究してる。私のインスタグラムで作品を見れるからチェックしてみて。COSのステージでももちろん履くわ。
Chicks on Speed - Text, Vodka & Le Rock’n’Roll
——常に挑戦し続ける姿勢が素敵です。当時ミュンヘンからベルリンへ移ったのはいつ頃ですか? アレックス 結成して3年後だから、2000年くらいかな。ベルリンで面白いシーンが生まれてるって聞いたのがきっかけ。私がベルリンへ行くって決めたら、メリッサも「一緒ついて行くわ」って。それで一緒にベルリンへ移住したの。今は無くなっちゃったけど、ラブパレードに何度も参加したわ。あれはベルリンのテクノシーンにおいてスペシャルなパーティーだった。私たちにとってもね。 メリッサ それからアレックスは2005年にバルセロナへ、私は2007年からケルン、ハンブルグを拠点にしているの。 ——実際にベルリンではどんな生活をしていましたか? メリッサ 住んでいたけど、ほとんどツアーで離れていることが多かったかな。ライブだけじゃなくて、インスタレーションとか展示も。とにかくいろんなことに取り組んでいたから、今までの活動をまとめるためにアートブック『It’s a Project』を出版したのもその頃。コンセプトや“フェイク・バンド”についての説明、面白いプロセスやオブジェクト楽器の発明とかね。 アレックス 基本的にファッション、テキスタイルの制作に取り組んでた。カティとの出会いもベルリン。彼女の通っていたファッションスクールの卒業コレクションに行ったとき偶然出会ったの。髪の毛も服装も全てグリーンのカティを見て、すぐに声をかけたわ。それから彼女が衣装を担当してるし、4年くらい一緒にパフォーマンスもして。今回の20周年ライブで久々に同じステージでパフォーマンスするの。Clik here to view.

Chicks on Speed - We don't play Guitars
——いい時代ですね。2人にとって2018年現在のベルリンはどうでしょう? メリッサ 今のベルリンはすでに確立されちゃったかな。例えばGoogleが進出してるし、家賃が当時と比べて70%も上がってるでしょ。会社にとってはいいけど、アーティストにはもう向かないかも。クリエイションには時間が必要。上昇する家賃のために、違う仕事をしてカバーしていくのは大変だから。 ——2000年代のベルリンを知るCOSだからこそ説得力がありますね。そんな2人が思うネクスト・ベルリンを教えてください。 メリッサ みんなライプツィヒって言ってるよね。たしかに古い建物や空き家が多いわ。あとセルビアのベオグラードはおすすめ。2年前に初めて訪れたことをきっかけに、今回レジデンシープロジェクトで行くんだけど、家賃や物価も安くて住みやすいし、素敵なところ。他だとロンドンからギリシャに移る人も多いって聞くわ。 アレックス インドネシアのジャグジャカルタは、クレイジーでカオスなところがベルリンみたい。私が8ヶ月住んでいたニュージーランドは、コミューンやオーガニックファーム・カルチャーが面白いわ。いまでもWilderlandとか興味深いプロジェクトが残ってる。最近は都市よりカントリーサイドの方が面白いと思うの。Clik here to view.

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