

この映画を観ずして「ロードムービー」は語れない! 世界中で愛される不朽の名作
『スタンド・バイ・ミー』(1986年/ロブ・ライナー監督)
“少年たちのひと夏の冒険と成長を描く、青春映画の金字塔” モダン・ホラーの帝王スティーヴン・キングの非ホラー短編を基に、R・ライナーが少年時代の想い出をさわやかに描き上げた名編。作家のゴードンはある日、12歳の少年だった頃を思い出す。1959年、アメリカ・オレゴン州の小さな田舎町。ゴードンの友人バーンは、兄とその友人の「行方不明になっている少年が森の奥で列車にはねられ、そのままになっている」という会話を盗み聞きする。バーンから話を聞いたゴードンら4人は死体探しの旅に出かける……。『イージー・ライダー』(1969年/デニス・ホッパー監督)
“自由を求める若者の視点から社会背景を浮き彫りにする” 大麻の密輸で大金を稼いだ二人の若者、キャプテン・アメリカとビリーは、大型改造バイクを買い、アメリカ横断の無計画な旅に出る。途中、ヒッピーを乗せた二人は、彼の案内でヒッピー村に入っていくが、住人達に拒絶されてしまう。さらに旅を続ける二人は、ちょっとしたことから留置場に入れられてしまう。そこで知り合った弁護士のジョージと意気投合し、三人は連れだってオートバイを走らせることに。泥沼化するベトナム戦争、ドラッグ、人種差別などのアメリカの抱えている問題を、自由を求める若者の視点から捉えた、ヒッピーやロック全盛時代のアメリカン・ニュー・シネマの代表作。 次ページスクリーンで観たい映画『キングス・オブ・サマー』、『50年後のボクたちは』!Copyright (C) Qetic Inc. All rights reserved.